金属熱処理装置 Aシリーズ

特徴Point

多種少量部品の無酸化焼入れを行う小型熱処理炉の代表的機種です。

機械構造用鋼（炭素鋼・合金鋼）と工具鋼（冷間金型鋼・熱間金型鋼・プラスチック金型鋼）のそれぞれにもっとも適した機種を揃えています。

無酸化雰囲気の中で熱処理を行うことにより、酸化や脱炭を抑制することができます。

用途	油冷鋼、空冷鋼、ハイス鋼の熱処理
特徴	油冷鋼、空冷鋼、ハイス鋼の熱処理が一台で処理できる複合型装置。
温度	600～1250℃
処理重量	25～100 kg/gross
油槽	～120℃
雰囲気	N₂またはAr

多機能熱処理炉「SAM」

用途	油冷鋼の焼入
特徴	油冷鋼専用焼入炉。自動で油焼入れを行うため、安定した品質管理を行うことが可能。
温度	600～1060℃
処理重量	25～150 kg/gross
油槽	～80℃（OP～120℃）
雰囲気	N₂またはAr

用途	空冷鋼（SKD, SKH）の光輝焼入・焼戻し
特徴	真空中で加熱するので光輝熱処理が可能。また、窒素ガスで加圧冷却を行う（N₂ 280kPa）。
温度	500～1250℃
処理重量	30, 60 kg/gross
雰囲気	真空（※冷却時はN₂またはAr）

用途	無酸化熱処理
特徴	安価で無酸化熱処理が可能。シンプルな構造で操作も簡単。
温度	600～1060℃
処理重量	30～200kg/gross
雰囲気	N₂またはAr（※加熱時のみ）